鋳造品を「部品」にまで仕上げる、
ワンストップメーカー

鋳造品はあくまで「素材」。最終製品に組み込まれる「部品」にするには、加工が不可欠です。その鋳造から加工までを、社内加工部門と協力会社のネットワークにより、ワンストップでお引き受けします。単純な穴開けや研磨にとどまらず、複雑で高精度な切削加工や塗装・熱処理まで、「中日本鋳工に依頼すればすべて完了」という体制でお客様の手間を削減。小型~大型、薄肉~厚肉、小~大ロットの、多岐にわたる製品に対応いたします。

実績に基づき、
多様な課題を解決できる技術提案

お客様から当社に寄せられるのは、単なる製造依頼ではなく、困りごとのご相談であることが少なくありません。そのような場合も、豊富な実績の引き出しをもとに、的確な技術提案をいたします。たとえば細い穴や複雑な内部形状を持つような製品は、製造上の難しさからコストが高くなってしまったり、量産後の品質を不安定にさせる要因となってしまいます。そのような場合でも、お客様からのご要望を理解したうえで、機能や品質を損なうことなく最適なコストでできる形状をご提案し、内視鏡検査等により品質を保証します。お客様の製品づくりの一翼を担うパートナーとしての視点で、課題解決に貢献します。

不可能を可能にする、
各部署のプロの連携

提案内容の実現に重要なのが、スタッフの高いスキルと、密な連携体制です。営業から鋳造・加工・品質保証、そして総務まで、当社には各部門のプロが充実。製造スタッフは機械の故障にも自分で対応するなど、高い知識を有し、お客様の要求に応えるべく自社で設備改善を行うなど、真摯に取り組んでいます。ベテラン技術者から若手スタッフへの技術伝承も継続的に行い、大企業にはない小回りの良さと、活発に意見を交わせる風土による、新規立ち上げや問題発生時の対応のスピードは、お客様から高く評価いただいています。

上場企業としての確かな
品質保証体制

月産30万個にも及ぶ製品を決められた品質で生産するため、完成品の検査はもちろんのこと、工程内での検査も充実させています。例えば、繰り返し砂と接触することによる摩耗をいち早く発見し、模型のメンテナンスを行い製品寸法を維持しています。また材料の溶解工程、砂型造型工程等の製造履歴は全てチェックし記録。不具合の未然防止や万一の原因究明を徹底しています。

高品質を効率的かつ安全に実現する
生産システム

古くから自動化に取り組んできた中日本鋳工の姿勢は、今も同じです。たとえば業界でもあまり類を見ない「3次冷却システム」。数十㎏もの大型鋳造品では、鋳型の中で3~5時間かけて冷却し、材質を安定させる工程が必要です。当社では大型品専用の冷却ラインを持ち、生産ラインを停めずに自動で行うことが可能です。このほか、現場での事故を防ぐ自動開閉式安全柵の開発や、凝固解析システムの導入など、安全や品質保証に関わる環境・システムの充実も図っています。

中日本鋳工株式会社 〒444-0335 愛知県西尾市港町6番地6
TEL:0563-55-4455(代)
ほんものづくり隊
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