事業・工場紹介
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本社・鋳造工場
本社鋳造工場は、高度にシステム化された鋳物生産ラインです。
鋳造の流れ
- 砂処理
- 材料となる珪砂・水・ベントナイト等を投入し混錬します。
粘着性・流動性・安定性を兼ねそろえたバラツキのない砂づくりを行っています。
- 材料投入
- 材料には銑鉄や厳選されたスクラップを使用。
リフティングマグネットにて材質ごとに自動計算し、溶解炉に投入します。
- 造型
- 最新鋭造型機の採用で、均一で精度の高い鋳型を成型。頻繁な金型交換にも対応できる管理システムの確立で、多品種・小ロット生産にも対応可能です。
- 溶解
- 材質・製品ごとに設定された管理値に成分調整、昇温します。3t高周波炉×3基にて効率よい連続出湯が可能です。
- 中子セット
- 中子使用製品の多い当社では複雑形状や組合せ中子を技能訓練されたオペレーターが標準作業でサイクルタイム内に、鋳型に正確にセットします。
- 注湯(自動注湯)
- 自動注湯機の採用により、作業者の高熱作業での負担を軽減。「静かに早く」の注湯の基本を製品ごとの注湯プログラムで再現し、鋳型に自動注湯します。
- 鋳型冷却ライン
- 増強された鋳型冷却ラインは合計270枠。重量物・高肉厚製品においても、ラインを停止させず、2~5Hの鋳型内冷却時間の自動コントロールが可能です。
- 砂落としショット
- 製品の大きさに合わせてドラム式又はモノレール式を選定し、ショット玉を打ち付けることで付着した鋳砂を研掃します。
- 検査
- 各検査ラインにて、製品ごとの検査規格に合わせ、外観を中心に目視検査を実施します。
主要設備
- 右にスライドすると表全体を確認できます
主要設備 | 設備名・形式 | 台数 | 仕様・内容 |
---|---|---|---|
溶解炉 | 3t高周波炉 | 3基 | 3t容量偏平炉 3電源1800kW/H 材料自動計量装置 |
砂処理 | ミル・予備混練 | 1台 | 1,800kg/バッチ(シンプソン) |
ミル・本混練 | 1台 | 2,400kg/バッチ(アジテーター) | |
造型機 | ACE-5 | 1台 | 上、下型交互造型方式 枠サイズ 870×670×200+200(上型のみ250盛枠可能) |
堰破砕機 | ALP1500 | 1台 | ランナーブレーカー |
自動注湯機 | FVN-Ⅲ | 1台 | 取鍋傾動注湯方式 取鍋容量750kg |
ショット機 | CND-60 | 3台 | ドラム式 |
KSB-25A | 1台 | モノレール式 | |
AB-MT | 2台 | エアブラスト | |
KBR-5C | 1台 | エアブラスト | |
FDQ-6 | 1台 | ニューマブラスター | |
バリ取り機 | X6i-443GR | 2台 | バリンダー |
BHWP600-100TA | 1台 | トリミングプレス | |
ロボット自動スチール | R-30iB | 1台 | 不二機販(ファナック) |
主要試験機
- 右にスライドすると表全体を確認できます
試験機名 | 製造元 | 台数 | 形式・性能 | 備考 |
---|---|---|---|---|
アムスラー型万能試験機 | (株)島津製作所 | 1台 | RH-30 | 30t |
QCレコーダー | (株)ナカヤマ | 2台 | ||
赤外線分析器 | (株)堀場製作所 | 1台 | EMTA-110 | |
発光分光分析装置 | OBLF | 1台 | GS1000-Ⅱ | 材料成分分析用 |
磁粉探傷機 | 電子磁気工業(株) | 1台 | C1595E | |
超音波探傷機 | GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ(株) | 1台 | USM/DMSGo | デジタル超音波探傷機 |
超音波精密厚さ計 | GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ(株) | 1台 | Krautkramer CL5 | 材料音速(黒鉛球状化率)測定用 |
内視鏡 | (株)島津製作所 | 2台 | ||
ブリネル硬度計 | 仲井精機製作所(株) | 1台 | NBH-3 | |
ロックウェル硬度計 | 松沢精機(株) | 1台 | MRK-E | |
ポケットサイズ硬さ計 | GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ(株) | 1台 | dynaPOCKET | 硬さ簡易測定調査用 |
三次元測定器 | ファロージャパン(株) | 1台 | C06020402444 | 鋳物素材寸法専用 |
ビッカース硬度計 | 明石製作所 | 1台 | AVK231080 | |
三次元スキャナー | ヘキサゴン | 1台 | 7325SEI | |
3DCAD | Solid Works | 1台 |
吉良工場
鋳物素材だけでなく加工までの、一貫生産体制が特徴です。
設備紹介
- マシニングセンター
- 数値化したプログラムで複数の刃物を自動で交換し加工できる設備です。
穴開け、ネジ切削、平面研削などを精密に加工します。
- NC旋盤
- 金属加工をする代表的な機械です。
主に円筒形状の加工をし人の手を借りず精密な製品が決められた時間で多数個生産できる設備です。
- 三次元測定機
- 複雑な形状製品を入力したプログラムに従って測定をします。
お客様に信頼性のある製品を供給するため品質管理には欠かせない測定機です。
主要設備
- 右にスライドすると表全体を確認できます
試験機名 | 台数 | ||
---|---|---|---|
NC旋盤 | 27台 | ||
立形マシニングセンター | 29台 | ||
横型マシニングセンター | 27台 | ||
複合機 | 2台 | ||
縦型NCフライス盤 | 2台 | ||
ギヤシェイパー | 6台 | ||
平面研削盤 | 8台 | ||
測定機器 | 三次元測定機 | 東京精密製 FUSION NEX9/6/6 | 1台 |
三次元測定機 | 東京精密製 XYZAX AXCEL | 1台 | |
三次元測定機 | HEXAGON製 GLOBAL PERFORMANCE7.10.7 | 1台 | |
三次元測定機 | KEYENCE製 handheld probe CMM XM | 1台 | |
表面粗さ測定機 | 1台 | ||
形状測定機 | 1台 |